火消し親父の自転車日記

大阪北摂の消防親父が自転車のレースやトレーニングのことを書いてるなんてことない日記です。

ツールド熊野3日目【太地半島】

ツールド熊野最終日。3日目だが意外と脚の疲れもそれほどない。

心配していた雨もギリギリで大丈夫だったのは本当によかった。

このコースだけは唯一昨年走っている。昨年はKOMを越えてからの緩斜面で千切れて、不甲斐ない結果だった。

今日はとにかく最後まで残る。昨日は遅れてしまったのでそれしかない。その中でチームのために動けたら最高だ。個人総合2位タイにてっちゃんと所長が入っているし、アサノさんも上位にいてるので少しでも役に立ちたい。そして個人的にも上位に食い込みたいと考えていた。

試走してからてっちゃんや所長に下りのアドバイスをもらい、それがけっこうレース中生きた。

当たり前のように最前列からスタートさせてもらえるがここまでポイントを獲得してくれてきた仲間に感謝。

とにかく位置取りだけを意識して走る。

登りはきついがそこまで遅れることなくクリア。時々中切れしかけるのでその時はマックスで追いつくことを繰り返す。

2周目、前方で中切れしかけたときに所長がもがいて追いついているのを見て、ここが僕の働く場所かなと思い、中切れしたらすぐに埋められるように所長とアサノさんの近くを走ることを意識した。

3周目勝負の最終周回。KOMの入りを前で入れるように位置取り。最後の登りはかなりあがると予測していたが思っていたよりも上がらずなんとか集団の中で登りきれた。とはいってもだいぶ前の方ではアタックがかかり数人が飛んでいきてっちゃんが乗っていったのを確認。

僕は追走集団にへばりつくことで精一杯。

なんとかへばりつきながら終盤へ。限界ギリギリの状態ではあったが最後に何ができるか考えながら走っていた。所長、アサノさんが遅れればそれを埋めるつもりだったが大丈夫そうだった。

そんなことを考えながらラストへ。これはもうこの集団でのスプリントになると思ったので僕ができることは所長を1秒でも早くゴールさせ、尚且つ集団のトップをとってもらうことだった。

1キロを切り、最後右折したところから前へあがっていき先頭へ。最後の力を振り絞りペースをあげ先頭でひく。全開でいけるとこまでいき、残り500mぐらいから最後腰をあげて踏み込み燃え尽きた。横へよけたら後ろからマツケンさんが続いて引いてくれてので「よしっ」。

あとは願うのみ。

所長が集団トップをとってくれて、個人総合6位。

てっちゃんは逃げ集団でのスプリントで2位。個人総合でも3位となった。

最後に少しだけだが仕事ができたのはよかったと思うがそこしかでになかった。ただ手も足もでないわけではなかったのは収穫だった。

こうしてツールド熊野は終了した。

ステージレースもはじめてだし、もちろんE1の選手と走るのもはじめてという初めて尽くしの3日間だった。

感想はまた今度書こう。