火消し親父の自転車日記

大阪北摂の消防親父が自転車のレースやトレーニングのことを書いてるなんてことない日記です。

奈良クリテリム【実業団レース】

今シーズンの実業団初戦で奈良クリテリウムに出場してきた。

今日こそは優勝して一発昇格したいと望んだ。

奈良の浄水場の特設コースを4周の約12キロ。なかなかのコストパフォーマンスやな。1周あたりなんぼやねんと貧乏根性をかまして愚痴りまくる。

E3は午後で最後の最後。チーム員のE1、E2を応援。のいさんの周回賞を狙ったスプリントに盛り上がる。E1ではマツケンさんがまたまた優勝と相変わらずだが凄まじい。

E2、E1のレース後、プロを挟んでE3なので待ち時間が長いなーと思っていたがのいさん夫妻とひっちゃべっていたらあっという間にレース時間となった。

まずいことに心配していた雨もレース前から本格的に降り出しテンション下がりまくり。

前のレースでも落車が頻発しており気をつけないとあかん。

特に今週は今シーズンのメインイベントのツールド熊野に三日間出場するのでコケるわけにはいかない。

チームのおかげで先頭スタート。1キロほどローリングスタートで進みリアルスタート。まずはじめの右カーブでいきなり左横の選手が落車して前輪に接触!!

「うぉーーいきなりやな!!」

前輪も一瞬ぐらついたがなんとかセーフ。グリーンベルトゾーンが終わってからのクランクゾーンでも見える範囲でも3回は落車発生。自爆には最大限気を付けるが巻き込みだけは勘弁してほしいなと思いながら走る。2周目に入り先頭集団は結構小さ目。これは望んでいた展開だったがこの周回も2回ほどの落車がありぶつぶつ中切れしだす。先頭集団というよりも結構ばらけた状態で進み、その後少しずつくっつき先頭集団5,6人から切れた2,3人の集団の中に入ってしまい3周目へ。このときはまだまだブリッジかけられる距離だったが踏んでも追いつかず一旦躊躇してしまう。

するとまたすぐ後ろの選手がはじめのクランクで僕の後輪をはすりながら落車して飛んでいく。もう泣きそうになってきた。

先頭集団をマックスで追走するも距離は変わらず、心拍は185拍と最高心拍あたりをキープし、最終周回へ。このときは2人で追走していたが先頭集団からは徐々に離されるので、もう攻める走りはせず安全にゴールを目指す。クランクゾーンで前から降ってきた選手と合流して進み、観客から5位6位争いという感じだと声援があったので最後はスプリントごっこをして集団の先頭だけでもとスプリント。

5位でした。

優勝を狙っていただけに悔しいが、中盤離れたと分かった時にブッリジをかけて追いつくことができない脚だったので、ただただ力負けでした。

でもレース中の声援や5位でもおめでとうと言ってもらったらうれしいもんでありがたいです。実業団レースでの表彰台もはじめてだったので緊張したが、あの台に乗るのはうれしいですね。

最後のレースまで応援してくれた仲間に感謝。そしていつも練習に付き合ってくれる仲間にも感謝。

次はツールド熊野3daysです。しかもカテゴリーはなしのチーム戦。シルベストから2チーム出場して、僕より上位カテゴリーの選手と走るという未知の領域です。あと少し悪あがきの練習積んで望みます。