火消し親父の自転車日記

大阪北摂の消防親父が自転車のレースやトレーニングのことを書いてるなんてことない日記です。

近畿消防職員駅伝大会

この冬の一大イベント、近畿消防駅伝大会に出場してきました。

数ヶ月前から自転車と並行してこの大会のためにrunトレしてきました。

この日は勤務あけの非番日。夜中は何もなく一安心でしたが、朝方火災が発生し、チーム員は現場出場するということに。僕は運よく出場がかからず勤務終了し、決戦の地である長居陸上競技場へ。

時間がたっぷりあったので補給食をとってから、ウォーミングアップ。

調子はいつも通りかな。目標は3,3キロを11分切り。チームとしては3位以内。

一区はボッター。こいつは僕より早いので10分台は間違いない。

先頭が競技場のトラックへ入ってきた。ボッターがなかなか見えない。

「あれれっまだか」

15秒遅れぐらいで入ってきた。

ラストスパートというよりもなんとか耐えてるという感じ。

残り100メートルあたりから顔が見えたがなかなかええ顔しとる。

泣きそうな顔して、脚がもつれそうになっていた。

「もう少しや~頑張れ~」

と激を飛ばして、自分にも気合い注入。

襷を受けとりスタート。

だいたい10番手くらいやったかな。

突っ込み過ぎないように心がける。ついつい速くなってしまうのでマイペースマイペース。

丁度、同じくらいのペースの人が近くいたので並走。1キロまでで数人をパス。1キロ地点でラップを確認すると3分10秒。

「やばい、速すぎた!!」

体感的にはまだまだ余裕あるつもりやったけど速くなっていた。

そういえば若干血の味がしてるし。

少しペースを落として2キロまで。

心肺はきついけど少し余裕ある感じ。

2キロ地点のラップは3分30秒。

「これは遅い!!やっぱり脚にきている」

さぁ残り1キロを出し切るのみ。

ペースアップや!

と思ったとたん、

「あかん!!!」

少しペースアップしたら急激にきつくなった!!

とそこへ、

ここぞのとこで待ち構えていた職場のこわもての先輩方から劇が飛ぶ。

最悪のタイミング!!

いやいや最高のタイミング!!

でもきつくてきつくてペースアップどころかキープでいっぱいいっぱい。

とはいうものの、ここで頑張るために日頃練習しているんやろうと自分に言い聞かせ、自ら鞭を打つが進まない。

すぐそこに見えている競技場がなかなか近づいてこない。

もうフォームも乱れまくってヨロヨロ状態。

並走していた人にも徐々に離されたけど自分なりにペースアップしてトラックを走る。

限界に達した感じでバトンタッチ。

「あとは頼んだ」

だいたい10位前後。

結果、11分5秒。

目標の11分切りには届かなかったが持てる力は出せたと思う。

3区は若手のホープNし君。

勢いよくスタートしたが帰ってきたときにはもうジョギングペースになってるやん!

13位くらい。

4区はSじ君。

いつも服部緑地公園で共に練習してきたのでなんとか11分30秒ではきてほしいと願っていたが、やはり帰ってきたときにはもうヨロヨロ状態。

15位くらい。

アンカー5区は怪物ランナーN川くん。

この大会の過去最高記録保持者。

しかし、直前にふくらはぎを故障するアクシデントに見舞われ、ぶっつけ本番らしい。僕らから見たら凄まじいスピードだったが、去年よりは20秒遅くなったらしい。

順位は10位でした。

なんぼN川くんでもトップから3分近い差はどうしようもないな。

アンカーにくるまでに差を1分台に押さえたかったが僕たちが弱すぎた。

1位は11年連続で柏羽藤消防。どんだけ強いねん。

メンバー全員安定した強さがある。一番遅い選手でも僕より速い。

やはり駅伝は総合力。安定した走りが大切やなと感じた。

来年に向けてチームの底上げが必要やな。

僕ぐらいのランナーが出てるぐらいではあかんのかもしれへんな。

メンバー全員が1キロを3分30秒で軽く走ることができるようにしないといけないな。

あと1年あるし、少しずつ練習していこう。

僕の走りとしては最後の1キロをしっかりと走りきることができず、たれてしまった。この1キロをしっかり走れるように練習しているようなもんやのに、最後にペースダウンしてしまった。来年への課題として取り組んでいこう。

こんな感じで僕の駅伝挑戦編が終了。

ショボショボランナーながら目標持って取り組めるのは楽しかった。

タイムは少しだけ届かなかったのが残念だが来年頑張ろう!

さぁこれからは切り替えて自転車です!

もうrunは十分です!

自転車乗るぞ!!