火消し親父の自転車日記

大阪北摂の消防親父が自転車のレースやトレーニングのことを書いてるなんてことない日記です。

西日本ロードクラシック E2 24位

今年の前半戦はこの日に照準を絞ってきた西日本ロードクラシック。

体調も調子も自分の中では最高潮にもってこれた。

どうなるのか。

チーム員のイシトモさん、池ちゃん、でんかさんと参戦。

昨年は先頭集団から千切れたのでまずはそこに残ること。そしてできるなら小集団にできるような展開にして、そこに残る。

この日は最悪の土砂降りだったので逃げ切りもあるんじゃないかと話していた。

前のレースのE1もすぐに集団が分裂していて、これは雨だけではないとは思うけど、同じような展開になるかもなとも思っていた。

早めに出走サインして並んで前列をゲット。中切れのせいで遅れたら悔しいから早めに並んでスタート。

スタートも普通に決まり先頭付近で下りに入る。雨やけどグリップに問題はなし。周りに合わせて少し距離とりながら安全に下る。ブレーキも普通にきくし、そこらへんはボーラはいいと思う。

でもアップダウン区間に入り、いきなりきつい。なかなかのハイペースで進む。これだけきついのは僕だけかなと思ってしまう。

三段坂ももう必死で登る。もちろん僕ぐらいの実力のもんが苦しい展開ではないと集団は小さくならないので望んだ展開なんだけどきつい。2周目、3周目にこれよりペースが早くなったら確実に千切れるなと考える。とにかく1周目は必死でついていった。集団の人数はどうなっているかはよく分からないぐらい必死。

先頭集団後方で2周目へ。ここのアナウンスで30人ぐらいだと分かる。意外と多いな。もっと少ないのがいいがこの集団の中では僕は弱い方。だから何もできない。

1周目よりは身体が動くようになるが集団についていくので精一杯。余裕は一切ない。

松山の高校生は元気がありそうやし、余裕もありそう。同じ集団に池ちゃんもいる。イシトモさんとでんかさんはたぶんいない。

元気な選手が坂でかけて集団が縦長になるけど、下りからの登り返しで緩んでまたでかい集団に戻るというのをくり返しながら進む。ペースがあがって、下がっての繰り返しのインターバル走。思っていたよりもそんなにペースもあがらないけど必死のペース。

そして30人くらいの集団でラストの3周目へ。池ちゃんは常に先頭付近を位置取りしていて完璧なレース運びをしていた。

登りで縦長になり、そして緩むのを繰り返して最後の三段坂へ。

登り口から予定通りどんどん上がる。数人が飛び出し、そこに付いていって耐える。でも千切れるぐらいではない。

そして最後の3段目でさらにあがる。前から落ちてくる選手もいて、みんなギリギリなんだと分かる。これまでの朝練やクラブ練を思い出しながら、さらに踏み込む。ここで遅れる訳にはいかないという一心。もがき続けて集団前方で登りきる。最後あたりで池ちゃんは少し遅れていて大丈夫かなと思ったけど、振り返ると余裕はない。さらに集団は縦長で下りから平坦区間の位置取りへ。

集団中盤あたりにいたが、緩んだときに松山の高校生が残り2キロぐらいで飛び出した。そして数人の同じ高校生が集団を蓋して差が開く。僕はスピードがあがりなかなか動けない状態になり、外からもかぶされる。さらに雨がサングラスに付着して視界も悪くなり、猛烈にびびる。このあたりの下り付近で横から池ちゃんがごいごいあがっていったが僕はチキン状態。

気がつけばヘアピン手前では集団後ろに追いやられてしまって入賞にはほど遠い位置から登る。ほんの一瞬の判断というか躊躇しただけで一気に下がってしまっていた。終わったな~と思いながら登って24位。

実力は出し切れたけど表彰台はまだまだ遠かった。怪我せずに走れた安堵感だけはあったけど、表彰台に乗る実力はなかったな。集団に付くていくので精一杯で余裕はなかった。もう少し余裕がないと先頭集団で自信を持って走れない。

また弱さに加えて、ハイスピードの最後の位置取りにびびった。あそこでひるまずにちゃんとした位置で走れる選手が勝つんだろう。レース経験が乏しいからあのカオスな状態からどうしたら勝てるのかが分からない。というより頭では分かっていてもレースの中で動けないのが僕の現状だと思う。少しでもこの経験を次のレースが生かしていくしかない。

表彰台はまだまだ遠いが、いつか乗れるのを信じてやっていこう!

次は何に出るか決められてないが秋吉台か群馬か。とにかく9月あたりかな。

でもこの1ヶ月は練習に費やした時間が多くて家族のことを後回しにしてしまった思いもあるのでもっと家族の時間をとろう。

今年はキャンプにも行ってないし、キャンプに行こう!