火消し親父の自転車日記

大阪北摂の消防親父が自転車のレースやトレーニングのことを書いてるなんてことない日記です。

レースレポート 関西クロス♯2

一昨日のことになったが忘れないうちに書いておこう。

天候は予報通り雨。泥んこレース決定。

予定どおり7時すぎに所長と共に会場へ。

受付をすませてから2周ほど試走へ。

慣れないオフロードやし、雨やし、泥んこのためスリッピーやし、びびりまくる。レースへの不安ばかりが頭をよぎるがもちろん条件は一緒やしやるしかない。

昨年2戦出場したC4でのレースの感想としてはトップの数人は強かった。でも10位くらまでやったら問題ないとは考えていた。今回はシードもないのでまずシードをとるのが最低限で展開によっては上位に食い込む。昨年はスタートして狭いコーナーでつまって、いくつかのコーナーを越えた時点で先頭がかなり先にいるという絶望的なこともあったのでスタートは大切だなと痛感。

スタートグリッドに着く前にシード選手が呼ばれた。

けっこう少なく15人くらいやったかな!

運よく3列目へ並べた。

しかも周りにはシルベストだけでも5人ほど。先頭には軍曹、横にはFJTくんなどなどいて、おもしろい。血で血を洗う闘いの始まりやな!

練習仲間からの激も入り、一段と気合いも入った。

さぁ始まるぞ!

スタートしてすぐに落車もあり、するする前に出れて気がつけば五番ぐらいを走行していた。これは運がよかった。

前もそんなに速くなかったのですぐに先頭付近へ出る。案の定コーナーは下手くそやったけど抜きどころもないのかそんなに抜かれることもない。

棚ぼたやけどチャンス到来やなーと感じた。

2周目終わったところで2番。しかも心肺も脚もそんなにしんどくもない。2周目後半ぐらいで後ろから軍曹の気配が。落車もあり後ろから追走してきたらしい。さすがに強い。3周目に軍曹にかわされ着いていくが少しずつ離れる。減速からの踏み込みで少しずつ離れてしまい、軍曹、赤ジャージの方、僕になった。赤ジャージからも少しずつ離れてしまう。すぐ前なのだかその差がなかなか埋まらない。最大で30~40メートルほどは離れて4周目。ここらあたりからは心肺がかなりきつくなるが、随所でルカナメンバーやシルベストメンバー、コータローさんの激があり気合いが入る。ほんまにうれしかった。

差が開いたことでもあきらめは全くなかったが無理かもしれんと心は折れそうになった。3位では表彰台には乗れるけど昇格もないので意味ないし、なんとか2位にならないとあかんのにと悔しかった。

日々なんのために練習してんねんと言い聞かせる。

オフロードは下手くそやけどロードで強度の高い練習はしっかりと積んできたし、周りからは楽苦しい練習を共に積んできた仲間からの激が入る。力が湧かないはずがない。

最終回、倒れるまで、滑ってこけるぎりぎりまで攻めてやろうと前を追う。

ただただ踏みまくる、減速してもすぐに腰をあげて踏みまくる。しっかりと練習してきたので最後の5分が頑張れないはずがない。

すると中盤あたりであきらかに垂れ気味の赤ジャージの方がすぐ目の前に見えた。砂浜手前で追いつき、ここらへんでコータローさんから

「ミゾッーー考えろよ!!」

と激がとぶ。

ふと我に帰り、ほんまやなー抜きどころやなと冷静になれた。

ここまできて負けたらほんまに悔しすぎる。

砂浜はけっこう相手の様子を伺いながら横へ並ぶが遅い。

すんなりと2番手になりラストへ。担ぎからクリートキャッチもばっちり。しっかりコーナーを進み、最後のスプリントへ。

バックストレートへ出るやいなや下ハン持って全開でスプリント開始。チラッと後ろを見ると一瞬で離れた。勝負ありを確信して、2位なので控えめにガッツポーズ!

監督ばりのグリコポーズはお預けですね!

やりました!

自転車をやりはじめて、初めての表彰台!

というか個人競技なんてしたことなかったので人生初の表彰台でした!

嬉しすぎる!

レース後は色んな方から叱咤激励をいただき、ほんまに嬉しかった!

いっちょまえになんか喋ってます!

ここ最近はシクロクロスでの表彰台とカテゴリー昇格を目標に自転車に取り組んできて、それが達成できたことが本当に嬉しい。

真剣にやっているから嬉しいし、悔しくもある。

もちろん反省もある。今回は軍曹に着いていけず、離れてしまった。あそこで着いていかないとロードレースでもシクロクロスでも勝てないやろうし、絶対に着いていかないといけないなと反省。

オフロードに関してはこの時期しか乗ってないので上手くなるには時間がかかるかもしれないが少しずつ改善していこう。

次は上のカテゴリーなので、ここでの勝利を求めて取り組んでいきたいと思う。

次こそは優勝して、グリコポーズやな!

監督に教えてもらおうかな!